青森県知事選挙の結果について 市民連合あおもり共同代表 大竹進

2019年6月17日

青森県知事選挙に立候補した佐原わかこ候補に、青森県内外から物心両面でご支援をいただき、誠にありがとうございました。

熱くお礼申し上げます。

結果は、残念ながら佐原県政は実現できませんでしたが、投票率が40.08%と前回を下回るなか、105,466票(24.27%)でした。

出馬表明の立ち遅れ、準備不足のたたかいでしたが、選挙後、自民党県連の江渡聡徳会長が「無名だった対抗馬が10万票をとったことを『非常に脅威』」(東奥日報)と語ったように、明日の青森県への希望をひらき、「大健闘」といえる選挙となりました。

 

得票状況は、得票率が地元・五所川原市35.74%、弘前市32.99%、黒石市30.50%などで3割をこえ、前回より得票数や得票率がのびた自治体も数多く生まれました。

さらに、原発立地・周辺地域では大間町が21.6%、下北郡合計で20.04%となり、東通村、六ケ所村も得票数、得票率ともに前進したことは重要な変化です。

 

佐原候補は、三村県政に対して「新しい知事の誕生で新しい青森県へ」を正面に、「若者が減り続ける県政から子育て安心の県政へ」「安全性は国まかせ・原発推進から、安全に責任を負う原発ゼロへの転換」「国にモノ言わぬ知事からイエスもノーも言う知事へ」の3つの争点を鮮明に、県民要求に応えた政策をかかげてたたかいました。

佐原候補の訴えは、長期県政が生んだ停滞と弊害の批判と相まって、選挙戦が進むにつれて有権者の心をとらえ、共感と期待をひろげる選挙戦となりました。

また、社民党、共産党が推薦した前回知事選と比べて、立憲民主党、国民民主党を含め全野党がそろって「自主支援」を打ち出し、「できる限りの協力」をいただいたことは、選挙戦を「自公与党対全野党」の対決構図にもちこみ、「市民と野党の共闘」の発展にとっても意義あるたたかいになりました。各野党の皆さまに感謝申し上げます。

 

投票率の低下など、今後も分析と教訓を汲みつくしていきます。

「もう少し運動期間があったらもっと飛躍できた」と実感した選挙だけに、心残りもありますが、佐原若子さんの勇気ある挑戦によって、私も含めて多くの人が、夢と希望を持つことができました。支援してくださった全ての皆さま、佐原若子さんに重ねてお礼申し上げます。