日本共産党の政党カー 高橋千鶴子衆議院議員の訴えを反訳と動画でご覧ください!
7月10日夕方5時、日本共産党の政党カーが、野辺地町のマエダストア野辺地店前で、比例代表への投票呼びかけの街頭演説を行っていました。
政党カーには、高橋千鶴子衆議院議員が乗り、優しい口調ながら、理路整然とした街頭演説を行っておりました。
その高橋千鶴子衆議院議員の演説を動画で撮影致しましたので、皆さまぜひご覧ください。
また、演説を反訳致しました。動画の下に、ブログ風に記載しておりますので、ぜひご覧ください。
日本共産党 高橋千鶴子 衆議院議員 政党カーにて比例代表投票呼びかけ街頭演説 野辺地町マエダストア野辺地店前7月10日
野辺地町の皆さん、お買い物中の皆さん、こんにちは。
衆議院議員の、高橋千鶴子でございます。
参議院選挙が、今日で1週間となりました。
大接戦の中、今日を迎えました。
東北のどこも、安倍総理を始めとする、自民党の幹部が、廻っている。それだけ重点区、必勝区となっているのではないでしょうか。
私たちは、3年前の参議院選挙で、ちょうど今日が投票日でした。
皆さんと力を合わせて田名部まさよさんを当選させることができました。今度はまた同じメンバーで応援をしています。
小田切さとるさん、人権派の弁護士、30年、頑張ってきた、小田切さとるさんを、今度は国会に送りたい、そう決意をして、全力で頑張っています。
最初の選挙区選挙では、小田切さとるさん、書いて下さいますよう、よろしくお願いいたします。
参議院選挙では投票が2回あります。2回目の投票は、候補者は政党です
日本共産党と書いてください。
市民と野党の共闘と言いました。
でもその、市民と野党の共闘がまっすぐ進むためには、日本共産党の議席を伸ばすことが必要です。
日本共産党と書いてください。
そして書いていただく人を、広めていただきたいのです。
期日投票はすでに始まっています。
皆さんと、皆さんの周りの人たちに、小田切さとるさん、そして日本共産党と、広げてくださいますように、最初に、心からお願いを申し上げます。
皆さん、今の政治は本当に異常だと思いませんか?
安倍政権にずっと任せていれば。日本はどこに行ってしまうんでしょうか。
嘘や改ざん、隠蔽、当たり前になりました。
永田町では、官僚や、自民党の議員が、安倍総理の顔色ばかり伺って、忖度をしています。
金融庁のワーキンググループ、報告書、2000万円も、赤字になるから、自分でなんとかしろと、言われたときには、衝撃が走りました。
国民の批判を恐れて、報告書は受け取らない。なかったことにすると言うのです。
でも皆さん、ここまでやられてしまえば、国会の歩みがなくなってしまうではありませんか。
国会が、国会であるように、そして、国民が主権者なんだ、総理が決めることではないんだ、こうしたことをしっかりと、声を上げていく。
国会の与野党の力関係を変えて、安倍政権に退陣を迫る。そういう選挙にして行こうではありませんか。
皆さんのお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
年金は減らない年金にする。これは私たちが最初に訴えていることです。
金融庁の報告書で、年金だけでは暮らしていけないと、言われた事は私は、良い機会だと思います。
というのは、歴代の厚生労働大臣は、私は何度も質問しましたが、公的年金だけで、暮らせると思うなと、自己責任で、増やしなさい。そういうことを言ってきたんです。
だから金融庁は正直にそれを、検討して報告書を出しました。
そうしたら都合が悪くなったんです。
だったら、どうしたら年金だけで暮らしていけるのか。それを考えるべきだ。
私たちはそう考えました。
減らない年金。実は黙っていれば皆さんの年金は、2割、3割、年齢を重ねるごとに減っていきます。
6万円が4万円ちょっとになってしまう。
でもそれでは、暮らしていけません。
55%の国民が、年金だけが生活の全てと言っています。
6割近い方たちが、前より暮らしが苦しくなったと言っています。
今でも大変なのに、これ以上減っていったらどうするのでしょうか。
100年安心年金プランと言いました。
実はその内訳は、制度は維持できるけれども、暮らしは維持できない、責任を持たない、そういう意味ではないでしょうか。
党首討論で、志位委員長が、だから、マクロ経済スライドといいますか、年々年々年金を減らす仕組み。これを見直せ。減らない年金にするべきだと、質問しました。
そうしたら安倍総理は、馬鹿げている、と言い返したんです。
7兆円かかると言いました。それは裏を返せば、皆さんの年金がこのままいくと7兆円減るという意味です。
でも、どうですか皆さん。7兆円も減る。途方もない金額だと思ったと思います。
だけど、皆さんがこれまで苦労して収めてきた年金の保険料は、7兆円どころか途方もない金額だと思ったと思います。
だけど、皆さんがこれまで苦労して収めてきた年金の保険料は、7兆円どころか、200兆円もたまっています。
丸々4年分です。そんなに貯める必要はありません。
ヨーロッパなら、数カ月分なんです。
それをためるだけためて、黙って寝かせておくのはもったいないと言って、株に投入しています。
儲かる時もあります。でも穴も空きます。今穴が空いているんだけど、選挙終わるまで発表していません。
いずれはトントンとなればいいんだと、政府は何回も答弁しました。
でも、毎日の暮らしから、逃げることができない国民にとって、何年かすればトントンになるからいいでしょと、言われたらどうしますか。
そういうわけにはいかないではありませんか。
だからマクロ経済スライドを止めて、減らない年金にするんです。
そんなに積立金があるんだったら、計画的に取り崩せば良いと、私たちは言っています。
保険料は、所得に応じて伸びていくけれども、1000万円を超えると、頭打ちです。
それ以上、収入のある方には、保険料をもう少し収めてもらいます。
そうすれば充分に、財源は生まれます。
減らない年金、減らないだけでは困るという皆さん。私たちもそう思います。
次には、減らない年金を作る。日本共産党と一緒に、実現しようではありませんか。
暮らせる希望を。3つの提言。
私たちの提言は、今言った年金を始めとする、安心の社会保障です。
2つ目は、先ほど三上なおとさんがお話しした、8時間働けば、まともに暮らせる社会を作ることです。
日本人の働く男性は、世界一長時間労働です。
日本人の働く妻は、世界一睡眠不足です。
過労死が当たり前となっている社会、変えなければならないと思います。
だけど、私たちがこう言うと、賃金が安いから、残業してやっとまともに暮らせるんだよと、8時間労働なんて無理だ、そう言われます。
青森県の、最低賃金は、762円です。
定時に帰って、週休2日で、人間らしいかもしれないけど、それでは貧困ラインギリギリなんです。
だから、最低賃金を上げる。一律1500円を、1日も早く目指したいと思います。
払うのが大変だという、中小業者の皆さんには、社会保険料を、減免することで、応援します。
最低賃金を引き上げるために、今中小企業に応援している予算というのは、たった7億円なんです。1000倍に増やしてもいいだろう。
これが私たちの主張です。
大企業に対しては、研究開発減税など、様々な減税をやってきましたから、社会の、経済の主役である、中小企業のみなさん。応援するのは、当然じゃありませんか。
賃金が上がって、中小企業のみなさんが、しっかりと支えられて、地域にお金が回れば、それは、地域経済の振興になります。
そうやって、8時間働けば、まともに暮らせる社会を、作りたいと思います。
そして3つ目には、お金の心配がなく、学べる環境作ります。
世界でも異常な学費、国立大学では54万、これを半分に引き下げる。私立大学でも、高等専門学校でも、対象になります。
学費が高すぎるから、アルバイトをして、学生時代を送り、学生時代が終われば、4百万もの借金を抱えている。奨学金という名の、借金を抱えている。
それが無理だと思うから、進学をあきらめる。
もうこんな事は、辞めたいと思います。
子供たちを、本当に自分の力で、自分の希望で、進路を選びとることが出来るように、応援をしようではありませんか。
私たちの3つの提言は、7兆1000億円の財源が必要です。
消費税増税は、中止を求めています。
だから、消費税には頼らない財源です。
共産党は、野党だから、好き勝手なことを言っていると、思っている方もいるかもしれません。
でも、私たちは現実的な財源を主張しています。
所得が高くなれば、本当は税金も同じように高くなるはずなのに、1億円を超えれば、急に税率が低くなります。
企業の規模も同じように、法人課税が、どんどんどんどん規模が大きくなると、がくんと下がって、大企業になればなるほど、楽になります。
こうした、大企業や、大資産家優遇の、税制を改めることで、7兆1000億円という、財源が出てくるんです。
そしてもう一つは、異常な米軍への、思いやり予算、これを正していきます。
F35戦闘機が、三沢の米軍基地を飛び立って、青森沖に墜落しました。
41歳のパイロットが、帰らぬ人になりました。
アメリカでは、欠陥機だと言われている戦闘機です。
だけど安倍総理は、古くなった戦闘機を新しいのに買い換えるだけだから何が問題なのかと、居直りました。
100億円以上する戦闘機を、100機以上も買うことが、単なるリニューアルではありません。
こうした、爆買いと言われる、必要のない兵器を買うことを見直すことで、もっと財源は生まれます。もっと暮らしを守る方向に切り替えられます。
ぜひとも、一緒にやろうではありませんか。
私たちの提案は、大企業優遇や、アメリカ言いなりと言う、今の日本の根本的な矛盾を解決したい。そうしたところから、提言をしてきたことです。
だけどそれは、共産党だから言えるのだとか、共産党だけが頑張っているという話ではありません。
今、野党共闘をうんと頑張ってきて、みんなで同じ意見を、言うようになりました。
例えば今言った、基地の問題や、戦闘機を買う問題。予算委員会で、各党が、爆買いをやめろと、質問をしました。
沖縄に行って、辺野古の基地を見て、基地を作る必要はないと、みんなが言っています。
米軍機が、日本の空を飛ぶのに、なぜ日本の航空法を守らないのか。異常ではないか。
地位協定を見直すべきだ。こういうことを、他の野党が言うようになったんです。
皆さん、そういう意味では、日本共産党が論戦をしてきたことが、みんなの認識になって、政策協定にもなる。これは大きな進歩ではないでしょうか。
私は、だからこそ、今度の野党共闘は本物です。そう言いたいと思うんです。
選挙の時だけ、一緒になって後はバラバラになるんだろうと、政府は批判をします。
でも日本共産党は、何しろ、今月15日で、創立記念日を迎える、老舗の党です。
97年です。
違うのは当たり前です。
でも、政権を取る時も、複数の政党で一緒に、実現することを、初めから党の生命と言える綱領の中に書いています。
今の野党共闘がいっぺんにそこまでいくと、思っているわけではありません。
一致できることを一つ一つ、積み上げていって、国民が選んでくれた時に、前に進むと思っています。
今、目の前にある障害を取り除くこと、最大の障害は、安倍政権ではありませんか。これを、本当に終わらせること。それが野党共闘の、最大の眼目であり、皆さんにとっても、大事な意味ではないでしょうか。
だから皆さん。どうしても今度の選挙。勝たせてください。
野党がみんなで応援をしている、小田切さとるさん。国会に送ってください。
2票目は、政党を選ぶ選挙です。日本共産党と書いてください。日本共産党、大きく伸ばしてください。
まだ迷っている方たちにも、どうか広げてください。
皆さんの1票で、政治は変わりますと、心から訴えたいと思います。
そのことをお伝えして、私、高橋千鶴子の訴えを、終わらせていただきます。
ありがとうございました。
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